Wユース 日本×ベナン (1-1)

なんかユース代表って、フル代表とは対照的なチームだな、と。
守備は、組織的によく鍛えられたうえ、各個人に1対1で負けるもんかという気迫が感じられて好感が持てる。でも、攻撃のビルドアップが、雑。平山めがけて、てきとーにぼかすか蹴ったり、中盤で簡単なパスをミスったり*1。せっかく、守備で頑張ってボールを奪っても、攻撃にかかるパスを敵にとられて、また守備で頑張る... の繰り返し。ひたすら、耐え忍ぶ「おしんサッカー」のようだ... この辺り、大熊監督のサッカーがあまり人気のない所以なのかなぁ。守備に組織無し、攻撃は丁寧に手数をかけて(遅い)サッカーのフル代表とは正反対。
数的優位になったのに、勝ちきれなかったのは、運動量が多かったカレンと切れまくってた家長を交代で下げてしまった、大熊監督の采配ミスだな。やはり。


しかし、身体能力が高い上に、組織的なサッカーをするこの手のアフリカ新興国と、フル代表が戦ったら、どうなるんだろう。中盤を徹底的にやられて大敗するのか、経験を生かして押さえきるのか...

*1:ラモスにパスに魂込めろと激怒されるぞ