NEWS: 富士通、LSI新会社設立

同業他社で、あまり競合するところもないので対岸の火事なんだが、新社長とやらの酷い発言を見つけたので。
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/news/2008/02/12fujitsu.html

「コックピットは営業部門、翼は商品、エンジンは製造部門、ネジや部品は管理部門だ。これら総合力で新たな会社を経営していきたい。一番重要なのはコックピット(営業)だ」

技術部門はどこいった? 製造部門に製造技術は含まれているかもしれないけど、これでは設計の人たちは浮かばれない。「商品」を挙げているが、それを開発している人たちのことは目に入らないのだろうか? しかも、飛行機に例えて全部門の協力が必要みたいなことを言いながら、最後には「一番重要なのはコックピット(営業)」と台無しにする。
まぁ、そもそも営業が一番重要と考えるセンスがいただけない。半導体事業にとって、(技術以外で)重要な部分はマーケティングひいては経営戦略でしょ。日本の電気系会社には、多かれ少なかれ文系>理系の雰囲気はあると思っていたが、ここまで露骨に営業偏重の発言も珍しい。

富士通がこれまで培ってきたASIC(Application Specific Integrated Circuit)およびCOT(Customer Owned Tooling)に加え、ASSP(Application Specific Standard Product)、マイコンおよびアナログなどの汎用品の開発を重点的に行い、商品数を増やすとともにアジアを中心とした成長市場への拡販体制を強化するという。

この程度の経営センスなら、せいぜいASICで細々と生き延びていくしかないでしょ。まぁ、特出した得意分野もないし、そのうち東芝に飲み込まれるんだろうね。

orbital period / BUMP OF CHICKEN

最近買ったCDは、レベル高いですよ。

orbital period

orbital period

タイアップも多くてキャッチーなメロディが目に付きますが、硬派な部分もしっかり残っているし、全体的によくまとまってる。
でも、最後のボーナストラックはいらんね。BUMPのアルバムには毎回ついているけど。

そして3連休は過ぎた

兄の2人の子から代々受け継がれたジムを出してみた。
それなりに反応を示しているようだ。横っちょの飾りを触って遊んでいるようだし*1

↑の写真と比べると、横っちょについているスヌーピーがとれてるし、脚の白い部分が黄ばんで完全に元の色がわからなくなっている。よく働いているな。
てるのときに買った、TINY LOVEのメリーもつけてます。

TINY LOVE  クリップ & ゴー ミュージカル モービル

TINY LOVE クリップ & ゴー ミュージカル モービル

これを動かしていると、ずっと見ているようだ。何もないときより、泣かずに大人しくおきている時間が長くなった気がする。
てるは、咳も出始めて、声の調子もちょっと悪い。風邪らしい。

*1:偶然か

In Rainbows / Radiohead

In Rainbows[輸入盤CD](XLCD324)

In Rainbows[輸入盤CD](XLCD324)

ダウンロード販売、しかも価格はリスナーが決めるということで有名になった一作*1
そういう経緯はおいといても、すばらしいです。特別キャッチーなメロディでもなく激しいロックでもないんですが、何かしら心に訴えるものがあるんですな。うまく説明できないけど。
メロディ、トム・e・ヨークのボーカル、サウンドプロダクションの見事な融合というのでしょうか。

*1:ダウンタウンの松本のソロライブで入場料はお客が決めるというのがあったな

ミステリー(?)2作

移動が多いので、本の消費量が多くなるわけです。

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光

作者は現役の勤務医ということで、病院の描写はリアルなわけです。真犯人の見せ方はやられたって感じ。真犯人もトリックも謎解きされるまで、さっぱりわかりませぬ。よくできたミステリー。でもこの薄さの上下巻なら、1冊にまとめて欲しいぞ。
映画も公開されますが、なかなか個性的な配役でちょっと楽しみ。白鳥役の阿部寛はまた怪演を見せてくれるのでしょうか。

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

ミステリー...ではないですね。でも素晴らしい。
弟のことを思いながらも、浅はかな思いつきで人を殺すはめになった兄、そんな兄への愛憎の狭間を行き来する弟、好意を抱きながらも身内に凶悪犯罪者がいると知った瞬間微妙に関係が崩れていく周囲の人々。切ないね。切なくも感動的なラスト。泣けます。
映画も見たいぞ。

W杯予選 日本×タイ(4 - 1)

強いですね。岡田さんはなんだかんだ御託を並べながらも、チームは落ち着くところに落ち着いたというか。
イマイチ調子の出なかった高原をはじめ、代表辞退が続出の東アジア選手権が気になるところですが...