日本×アンゴラ (1−0)

メンバー選考のときのジーコの会見。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200511/at00006537.html

ジーコ 1つの大きな課題は、守備。高い位置でプレッシャーをかけてボールを奪って、次のアクションに結びつける。守備で奪ってからカウンターだとか、そういった辺りをこの試合で試みたいと思う。

興味を持ってみてたけど、予想通りというか、まったく高い位置でボールを奪うという姿勢なし。特に、前半は、これでもかとばかりに、ラインが深いし。守備戦術という面では、1.5軍(2軍?)と思われるアンゴラの方が上。前半は、日本のDFラインにもプレッシャーをかけて、パスミスを誘い、チャンスを作りかけていた*1。後半になると、前半のやり方はリスクが高すぎる*2と判断したのか、ボールをチェックするゾーンをボランチの戦まで下げてスペースを消す作戦に切り替えていた。
アンゴラって、目を見張るような身体能力の選手はいなかったし、なんとなくアフリカっぽくない印象。ていうか、全然アフリカ対策になってないやんけ。マッチメーク失敗だよ。
いずれにしても、W杯本番までに戦術的な向上は望めそうにない。閉塞感漂う中、松井の活躍は唯一の光明。決定力不足に関しては、中田が言っているように「1本打って入らなかったら、100本打つしかない」と思うんだけどな。あとは、FWをいろいろ試すか。久保、達也戻って来い。

*1:選手の質に問題あるのか、実際には決定的シーンはなかったけど

*2:日本の前線にいいボールが入ると、スペースがあるのでかなり決定的なシーンも作られていたし