3人の会話 (妄想)

ブレア、ゲイツ、ボノの3氏が「アフリカに支援を」
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ゲイツ「やぁ、ボノ君。君って、スティーブのくそ野郎んとこがつくった、あい、あい... えっとなんだっけ?」
ボノ「iPodですか?」
ゲイツ「そうそう、その、あいなんとかのCMやってるだろ?」
ボノ「はぁ。アップルの音楽配信に対する姿勢とかに共感もあったり、昔からマックを愛用していたこともありますし」
ゲイツ「でさ、今度うちの会社でも、HD内蔵のポータブルオーディオだそうと思っててさ。発売したとき、ボノくん、うちのCMやってくれないかな?」
ボノ「いや、それはどうですかね.... ところで、なんて名前にするおつもりですか?」
ゲイツ「X-Podだよ。どうだい、我が社のイメージにあった独創的でクールなネーミングだろ?」
ボノ「...」
ゲイツ「HDの容量は200GBだ。LCDは4インチでVGA、26万2144色でもちろんHDに入れておいた写真も閲覧できる。」
ボノ「それはすごいじゃないですか!! で、大きさはどれくらいなんです」
ゲイツ「まぁパフォーマンス重視だから、iPodよりちょっと大きくなってしまったがね。20cm×15cmで厚さは5cmてところだな」
ボノ「は?」
ゲイツ「3.5インチのHDD入れて、Pentium MATIGPUを入れたら、これが限界だよ。ファンも付けないといけないしね。その代わり、1000Base-TのLANもついてくるし、ほらGUIに3D効果がつけれるんだ。Longhornに入る予定のIndigoってあるだろ、あれを入れたのさ。本当は、DVDコンボドライブも入れようとしたんだけど、さすがに厚さが6cmを超えてね。私が却下した。」
ボノ「...」
ゲイツ「表面には、X-Boxと同じようにXの文字を立体的にあしらった。クールだろ? あ、それからちょうどハリーポッターの本と同じ大きさだから、タイアップしてキャンペーンしようと思っている。クールだろ?」
ボノ「...」
ゲイツX-Boxの10分の1のサイズだからな。うちのハード開発部隊も腕をあげたよ。」
ボノ「...で、バッテリーはどれくらいもつんですか?」
ゲイツ「12時間だよ!! ボノくん。iPodに負けるわけにはいかんからね。日本のあるPCメーカに、WindowsOEM価格を10円下げるといったら快く技術供与してくれたんだ。」
ボノ「まぁ、PCと考えたらすごいですが... ところで、値段はどれくらいに」
ゲイツ「6万円だよ。まさにバーゲンプライスだ。」
ボノ「それじゃ、もうからないんじゃないですか?」
ゲイツ「そこには仕掛けがあってね。X-Podへの曲の転送はOfficeからしかできないんだ。しかも、X-Podはファームウェアを頻繁に更新してやらないとクラッシュする仕組みにしてある。更新する権利は1年につき1万円だ」
ボノ「.... ゲイツさん。申し訳ないですが、このCMのオファーは受けれません。ライバルのCMに出ては契約にも問題ありますし」
ゲイツ「そうか... 残念だが仕方ないね。今度、スティーブン・タイラーに会ったときに頼んでみるよ。お、そうそうもう一つお願いがあったんだ」
ボノ「今度は何ですか?」
ゲイツ「実は私のためにiPodを一台都合してもらいたいんだが...」
ボノ「それはかまわないですが、ゲイツさんほどお金を持っていれば、自由に手に入るんじゃないですか」
ゲイツ「それはボノくん、私がアップルストアに出入りしてたら、何かと問題あるじゃないか。」
ボノ「それはそうですが、今ならアマゾンとか、インターネットでいくらでも買えるじゃないですか?」
ゲイツ「それがね、セキュリティ的にね、ほらフィッシング詐欺とかはやっているじゃないか。だから、インターネットショッピングは部下に止められてね。セキュリティの強いOSやブラウザは使えないし」
ボノ「.... そういうことでしたら、一台ご自宅に送るようにしましょう」
ゲイツ「ありがとう、ボノくん恩にきるよ」

ブレア「ちょっと、ボノ君」
ボノ「は、なんでしょう閣下?」
ブレア「実は私もiPodがほしくて... 都合がつかんかね?」
ボノ「閣下まで?」
ブレア「あぁ、テロリストが狙っているからね。なかなかアップルストアまで行けんのだよ」
ボノ「はぁ、それでは閣下のものもご準備いたします」
ブレア「おぉそうだ、私の友人のジョージも一台ほしがってたんだった。彼の分も都合つけてくれんか」
ボノ「もう、2台も3台も一緒なんで、別にいいですよ」
ブレア「おぉ、そうか、じゃ私の分はダウニング街*1、ジョージの分はホワイトハウスに送ってくれ」

もちろんフィクションです。

*1:イギリス首相官邸の場所