やったー、出てきたぞ

nob2742005-06-17

陣痛開始から10時間、病院着いてから5時間弱、ついに我が子は産まれてきました!! 体重は3144g、元気な男の子です。産むほうはもちろん大変だけど、徹夜でずっと付き添っているのも結構疲れた。でも、元気な姿をみれば、疲れなんか吹飛ぶってものです。


忘れないうちに、昨日から今日のドキュメントだ。

6/16 20:00 第一報

仕事で遅くなるというメールを妻に入れたところ、なんと6時から陣痛が始まっているという返信が帰ってきた。泡食って、即効で仕事にきりをつけ、職場の同僚に明日は休むかもしれないと告げて、急いで帰る。

6/16 21:00 帰宅

帰宅すると、既に10分間隔で陣痛が襲ってくるらしい。もっとも、病院にいくのは5分間隔になってかららしい...
とにかく、病院に行くまでに、とせかされて晩飯をかきこみ、その後病院に電話。ひとしきり状態を聞かれたあと、やはり5分間隔になってからもう一度連絡してくださいと言われたらしい。それではということで、とりあえず風呂に入ることに。

6/16 22:30 病院へ

妻が風呂から出てくると、陣痛間隔が確実に短くなっている。既に5分どころではなく、3分位の感じ。病院に電話し、ばたばたと準備をして、家の車で病院へと急ぐ。
病院の救急入り口から入ったあと、看護師さんを待っている間も、看護師さんに連れられて診察室へと向かう間も頻繁に陣痛が襲ってきて、そのたびにうずくまる。診察室への道が長いこと...

6/16 23:30 最初の診察

妻が診察中、一人真っ暗な待合室に待たされる。長い。
ようやく呼ばれると、子宮口は1.5cmしか開いてない(10cmまで開かないと出産できないんだって)とのこと。看護士さんは、「用事があったり、休みたいなら、今のうちですよ。まだまだ長いですから」と、意味深な笑いを浮かべる。これは、明日の朝か、それとも昼までずれこむのか....

6/16 23:45 陣痛室へ

看護士さんが、陣痛がきたときの呼吸法を教えてくれる。ゆっくり長く吐く。スタミナを使ってしまうので、どんなに痛くても声を出すのは我慢しなくてはいけないらしい。陣痛は3〜5分間隔。このペースで朝までかぁ、しんどいなぁ。

6/17 02:00 痛みのピークに(端からみると)

何度目かの診察のあと、「子宮口は8cmくらいになってますよ。物凄く順調で、これなら夜明けくらいですかね」と教えられる。陣痛はこの時間帯が一番間隔が短く、1回ごとの痛みもひどそうだ。駄目と言われても、声は出るし、お腹に力をいれてしまうらしい。
でも、先が見えてきたので、その意味では気は楽だ。

6/17 03:00 いよいよ?

ついに「子宮口は10cmまで開きました。ちょっと、イキんでみて、いい感じなら分娩室に行きましょう」と告げられる。おいらが、家族控え室で待つ間、妻は陣痛室でイキんでいる様子で、苦しげな声が聞こえてくる。
しばらくすると、「赤ちゃんがちょっと大きいみたいで、なかなか出にくいみたいですね。もうちょっと、陣痛室でイキむ練習をしてからにしましょう。」残念。

6/17 3:30 ついに

「じゃぁぼちぼちいきましょうか」ということで、妻が先に分娩室へ。「初産ですと、分娩室入ってから1時間くらいですね」といわれる。まだ長いな。

6/17 3:45 分娩立会いへ

しばらく控え室に待たされると、どうぞといわれて分娩室へ。なんか、手術室みたいな白衣着せられるのかと思っていたが、そのまま私服で入っていけた。しかも、「カメラとか忘れないでくださいね」といわれる。意外と気楽なもんなのか...
分娩室に入ると、すでに準備万端な感じ。陣痛に合わせて妻がイキむ。「いいですよ、すごいスムーズ」と褒められている。イキんだときは、助産士さんからは赤ちゃんの頭が見えるらしいのだが、こちら側からはもちろん見えない。

6/17 4:05 もう少し、頑張れ

いよいよ、こちらサイドからも赤ちゃんの頭が見えるようになった。妻は痛みのピークらしい。
イキむ度に徐々に胴体のほうも見えてくる。へその緒が首にかかっていたが、手際よく助産士さんがほどく。あと、もうちょい。

6/17 4:19 誕生\(o⌒∇⌒o)/

ついに誕生。体全体がちょっと紫がかっている。お前も頑張って出てきたんだね。
すぐにうぶ声をあげる。事前に教えてもらっていたとおり、男の子。見た目、特に異常もなく、元気そうだ。よかった。
妻は、まだ台に寝たままで、赤ちゃんの姿が見えないので、ちょっと不満そう。

6/17 4:30 母に抱かれて

台に寝たままの妻に、おくるみにつつんだ我が息子を抱かせてくれた。看護士さんに写真撮ってくださいね、といわれる。ここがシャッターチャンスらしい。
顔を覗き込むと、うっすら目を開けた。君のお父さんだよ。わかっているのかなぁ。
その後、体重や身長の計測。体重は3144g。大きいと言われた割には、普通サイズだな。看護士さんが、いろいろ測っている間も、周りをうろうろしながら、写真を撮る。

6/17 5:00 再び陣痛室へ

後処置も終わったので、母子ともに陣痛室へ。なんと!! 息子を僕が抱いたまま連れていかせてもらえた。陣痛室の窓から外をみると、すでに夜が明けている。息子を抱いて窓際に行くと、目をうっすら開けて「おっ?」って表情を浮かべて外を眺めていた。
なんか、くしゃみを連発している。よもや花粉症?
妻が再びベッドに横になって一心地着いた所で、息子は新生児室に連れられていった。じゃ、また後でね。
さすがに眠くなってきたが、夫婦でお産のことをしゃべりながら、まったりする。

6/17 6:00 報告

ぼちぼち起きている時間になったnで、両方の親に電話で連絡する。突然だったので、どちらもびっくりしていた。妻の母なんて、16日の昼にも会っててそこでは全然兆候がなかったので、意外だったらしい。
うちの父は、孫は3人目だからもっと落ち着いているかと思ったが、こちらがびっくりするくらい喜んでいた。興奮しすぎて、子供の体重とか聞くの忘れて、あとで妻の実家に電話して聞いたらしい...

6/17 7:45 帰宅

報告後も陣痛室でまったりしてきたが、妻も落ち着いてきたし、というか、かなり眠くなってきたので、病室に戻ることに。母子同室で家族は病室に入れないし、すでにかなりの睡魔に襲われてたおいらも、一度家に帰ることにした。
帰る途中、新生児室によって見たが、我が息子は向こうのほうに置かれて、ガラス越しでは姿が見えない。しばらく眺めていると、看護士さんが気づいてくれて、ドアのほうにベッドこごと連れてきてくれた。
やっと落ち着いた状況になったので、顔をじっくり観察。しばらく眺めていたが、起きる兆しもないので、お礼をいって帰る。

7/17 8:30 爆睡

会社に、休む旨のメールをした後(始業時間まで起きて、電話する気力がなかった)、ベッドへ。前日Wユースで2時半まで起きていたのをあいまって、横になったとたん、気を失ったのであった。